燕三条ラーメンの元祖の店、杭州飯店へやってきた。
新潟旅行の折による事が出来てとてもうれしい。
情報:
http://tabelog.com/niigata/A1501/A150102/15000002/
時刻は11時半だったが、かなり広い駐車場にけっこうな台数の車が停まっていた。
金曜なので、昼飯を食べに来てるのかな~なんて思いながら店に突入した。
入ると中は大きなテーブルけっこう置いてあって、続きの離れに座敷がありそこに2~4人用のテーブルがいくつか置かれていた。
すぐに水が運ばれてきた。水はプリンの入れ物だった(笑)
やはり、かねてからオリジナルのラーメンと決めてたので、迷わず中華そばをオーダーした。
鶏がら豚骨のベースに、甘みを抑えた返しと、ほのかに香る魚介の風味からなる個性的なスープ。
大量にかけられた背脂が、さらにパンチを利かせている。チャーシューは肩ロース。
焼を中心としてるようで、硬いが味わいがある。
メンマは独特で、おそらく返しで煮たメンマだと思う。
ちょっとしょっぱいが、後を引く何かがある。
燕三条ラーメンの持ち味である玉ねぎのみじん切り。
これが全体を調和させて、さらに味を際立たせている。
しばらく待って中華そば到着。
麺は少しかわった自家製の手打ちで、きしめんっぽいが、若干のくぼみがある。
この形状が、スープの乗りを良くしているのだと思う。
麺の味もかなりおいしいと思う。全体的に見た目よりも量があって、麺はおそらく200gくらいあるかも知れない。
女性だと普通盛で残してしまう可能性がある。
周りをみると、みんな餃子を食べている。
事前情報で、餃子は大ぶりだからラーメンと餃子を両方注文する時は注意をしろと書かれてたブログがあった。
それで、敬遠したのだが…やっぱ餃子大きいし(苦)ところが半餃子ってメニューがあったんだよね…
どうしようかな~と思ったが、もう二度と来ないかも知れないと思って店の人に言って、追加でその半餃子を注文した。
餃子もひっきり無しに焼いてるんだと思う。あっと言う間に到着した。
この味も、もしかしたら返しを利用した味わいなのだと思う。
ちょっと香辛料がきいたおいしい餃子だが、こういった味は食べた事がないと思う。
個性的だよね~この店は…俺が茨城の鹿島で食べた燕三条ラーメンは、長岡出身の店主だった割に長ネギの刻みだったが、それではこの味は真似できない。
やはり本場で味わってこそのものだと知った。そしてこの味には習慣性があると思う。
もう一度食べたくなる味だ。最初から、完全に美味いと感じるものには、その習慣性がないが、このラーメンのように、どこかがバランスを崩してると思われる所がリピートしてしまう部分であるのだと思う。
いつか燕三条へ来る事があれば、ぜひ寄ってみたい店だ。
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